AIで生成した漫画風のイラストがそろったら、次に行うのは「編集して漫画として仕上げる作業」です。
この工程では、画像をコマのように配置し、吹き出しを追加してセリフを入れることで、物語として読める形に整えていきます。
そんな編集作業におすすめなのが、「Canva(キャンバ)」という無料のデザインツールです。
Canvaはブラウザでもスマホアプリでも使えるうえ、テンプレートが豊富で初心者にもやさしい設計になっています。
Canvaを使えば、AIで作った画像をコマとして配置し、吹き出しを追加し、セリフを入力するだけで、簡単に「読みやすい漫画ページ」を作ることができます。
Canvaには「吹き出し」「セリフ枠」「効果線」などの素材も豊富に用意されており、検索窓に「ふきだし」「manga」「speech bubble」などと入力すると、使いやすいテンプレートがたくさん出てきます。
Canvaはスマートフォンでも使えるため、外出先やスキマ時間でも編集が可能です。
アプリ版は指先だけでコマの配置や文字の入力ができるので、パソコンが苦手な方にもおすすめです。
スマホ編集のポイント:
AIで生成したイラストを「漫画」として仕上げるためには、コマの順番・セリフの配置・吹き出しのデザインがとても重要です。
どれだけ良い画像が揃っていても、読みづらい構成だと読者の心に届きません。
ここでは、Canvaなどのツールを使って編集するときに意識したいポイントを、実践的に解説します。
日本の漫画では「左から右、上から下」の順番で読むのが基本です。
そのため、イラストを配置する際には、この視線の流れに従って、スムーズに読める構成にしましょう。
コマの順番を決めるときのコツ:
Canvaを使う場合は、正方形キャンバスに2〜4コマずつ配置する構成が扱いやすく、
スマホでの閲覧でも見やすい仕上がりになります。
セリフを配置するときに最も重要なのは、誰が話しているのかが一目でわかることです。
吹き出しやセリフはキャラクターの近くに配置することで、視認性が高まり、読者の混乱を防げます。
セリフ配置のチェックポイント:
Canvaではテキストボックスの透明度・縁取り・シャドウなども調整できるため、読みやすさを高める工夫が可能です。
漫画では「吹き出し」ひとつでキャラクターの感情やシーンの雰囲気を大きく変えることができます。
CanvaやibisPaintなどでは、さまざまな吹き出しのテンプレートが用意されており、それぞれを使い分けることで読者
「パソコンが苦手…」「外出先でも作業を進めたい」そんな方に朗報です。
実は漫画編集はスマホ1台でも十分に可能で、しかも無料のアプリを使えば、操作もカンタンです。
このパートでは、スマホで漫画を編集する際に便利なアプリや、編集の流れ、注意すべきポイントなどを詳しくご紹介します。
パソコン不要で編集できる一番のおすすめツールは、Canvaのスマホアプリ版です。
Canvaアプリは直感的な操作が可能で、タップ&スワイプだけで漫画の構成が整えられます。
スマホ編集の基本手順(Canva)
Canvaのスマホアプリは、フォントや色の調整、透過処理なども簡単にでき、PCと遜色ない機能が使えます。
また、テンプレート保存機能を使えば、同じレイアウトでページを量産するのもラクになります。
さらに、スマホアプリには「画像の自動補正」「効果フィルター」「色味調整」なども搭載されているため、イラストに雰囲気を出したいときにも便利です。
スマホで漫画編集ができれば、通勤・通学中やちょっとした空き時間でも作業が進められます。
「夜寝る前にセリフだけ追加」「週末に画像を配置」「平日の昼休みにチェック」など、
自分のライフスタイルに合わせた進行が可能です。
何より、スマホでできるようになると「漫画制作がもっと身近なもの」になります。
AI×スマホの組み合わせで、誰でも簡単に漫画家デビューが目指せます!